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園長ブログ

「深まりゆく秋の夜長の学び」

すっかり秋が深まり街路樹の銀杏並木もすっかり黄金色に色づきはじめました。

栗駒山の紅葉が進み「神の絨毯」と言われるいわかがみ平に広がる景色は

息を吞むほどの美しさとお聞きしチャンスがあれば一度は・・・

と思っていましたが、なかなか天気とタイミングがあわず、未だ実現出来ていませんが、

いつかその時期の景色に出会いたいと願っております。

ちなみに今年は急な冬の到来のため、もう栗駒山山頂は初冠雪のようですね。

 

最近秋の夜長の読書に・・・と発売になったばかりの致知別冊「母」の最新号を手にし、

のんびり読み進めておりました。その本の興味深い内容に思わず夢中で読み入ってしまいした。

発達心理学者内田信子先生と佐藤亮子さんの対談「0歳からの子育て」

内田信子先生はおかあさんといっしょの番組開発やこどもちゃれんじの監修をされた方、

また佐藤亮子さんは3男1女を東京大学理学3類へ進学させ、

その子育ての経験を書籍出版されているというお二人の対談でした。

その興味深いお話の中では0歳からの絵本の読み聞かせや、

童謡を歌うなどの必要性をお話されていました。

母語を覚えるにも旬の時期があるとのこと。

0歳から3歳までに聞いた言葉が、そのお子さん自身をつくっていく

という興味深いお話でした。

10年前くらいになるでしょうか

その時代は0歳からTVから流れる英語を見たり聞いていると、

英語がしゃべれるようになるなんて謡われた教材もありましたが、

やはり日本語をしっかり覚えた上で英語を学ぶと、その吸収はより高いものとなるということ。

逆に0から1歳で触れてしまうと正しい発音、発語が出来ないお子さんになってしまう

というお話でした。

小さなうちはとにかくメディアに頼らず外でいっぱい遊び親子で絵本を読む、

そして童謡を一緒に歌う、そんな生活が0歳からの子育てには大切なのだと

おっしゃっておりました。

子育てができる期間は限られた18年間。

でも実際に一番傍で一緒に生活できる期間は、この0から10歳までなのでしょうね。

この幼児期がどれだけ大切な時期であるかを改めて認識する本との出会いでした。

子育て中のママにぜひ読んでほしい一冊ですね。

皆さんにとって秋はどんな楽しみ、気づき、学びがありましたか? 

幼稚園でもお子様の心を育む、楽しい秋にしていきたいと思います。

お子様の興味、関心、好奇心が芽生えるよう保護者の皆様と一緒に手を取り合って

まいりたいと思います。

11月もどうぞよろしくお願いいたします。

10月生まれのお友達と楽しいランチ会

栗駒山ビジターセンターにて神の絨毯は息を吞む美しさ

まるで本物・・・

2025.11.6

writer 高橋 順子

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