神話の法則

11月28日(金)、東京にて「全国幼稚園サミット・トップセミナー」に参加してまいりました。合計4名の先生方がゲスト講師として、講演される内容構成でしたが、その中の一人に交流のある福岡県の学校法人白水学園の白水剛先生が登壇されるというので、以前より楽しみに心待ちにしていたセミナ－でした。4名各々の先生方には、今日に至るまでのスト－リ－があり、乗り越えてきた数々の出来事があり、それがあるからこそいつもいつまでも活き活きと活躍されているのだとそれぞれのお話を伺い納得いたしました。

特に白水剛先生のお話で、令和時代に入り、少子化からコロナ禍の渦中に園舎の建て替え問題や新制度移行に伴う諸課題が続き、園経営の危機的状況等、どん底を味わい、そこから「他人と過去は変えられないも自分と未来は変えられる」と何度も自分に言い聞かせ、自分が生まれ変わるつもりで、未来を創るために自己変革、園の改善改良に取り組んできたお話には、たいへん感銘を受けました。と同時に沢山の希望と勇気をいただきました。

人は、夢や目標を掲げ、志を持って動き出せば、必ず試練や障壁にぶつかり、挫折しそうになる場面がでてきます。ですが、必ず理解者や支持者が現れます。同時に、強敵の登場や予想外の困難もあったりしますが、仲間も増えていくのです。やがて来る最大の難関を乗り切った先には、明るい未来がある。何をするにも一人ではできないことが多々あるけれど、指南してくれる人、助けてくれる人、一緒に戦ってくれる人も必ずいる。その人たちの力を借りながら、挫折にめげることなく前に進めば、どんな状況・境遇であろうが良く変えられる。これを私的には、日本神話に准えて、『神話の法則』と呼んでいます。

人生をドラマチックに生きている白水剛先生のお話を聴いて、この『神話の法則』が頭をよぎりました。お話の中で度々出てきた「愛・感謝・貢献・挑戦」というキ－ワ－ドが人生を前向きにさせているのだと思いました。講演の最後に「思考の中に未来がある」ということもポジティブ思考だからこそ、臨場感を持って伝えられるメッセ－ジだと感じました。大変貴重で有意義な学びのひとときに心の洗濯ができました。講演いただいた先生方はじめ、プロデュースしてくださり、ご招待いただいた設楽竜也社長に改めて感謝いたします。ありがとうございました。