好奇心旺盛な旅人であれ

今年も今日の大晦日をもって、終わりです。園児たちも各々のご家庭で、楽しい予定が盛りだくさんだと思います。良い年末年始をお過ごしください。

今年も振り返るとたくさんの思い出ができ、園児たちや先生方と楽しいこと嬉しいことがいっぱいの一年となりました。ご支援いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

私も50代の半ばを過ぎて、いろいろとこの先の人生を考えることが多くなりました。考え事をするのは、決まって旅をしているときです。今年も多く旅をしましたが、旅の生き返りの車中や新幹線の中などで、よく聴いた曲がありました。竹内まりやさんの「人生の扉」という曲です。ご存知ですか。

この曲の歌詞

I say it’s fun to be 20　　　

You say it’s great to be 30

And they say it’s lovely to be 40

But I feel it’s nice to be 50

(和訳)

20歳になった時は全てが楽しかったわね。

あなたは「素晴らしいのは30歳よ」と言うし

みんなは「自分を愛おしく思えるのは40歳よ」と言うけど、

…でも50歳も悪くはないわよ。

そして、

「満開の桜や色づく山の紅葉をこの先いったい何度見ることになるだろう～」というフレ－ズがあり・・・。

まさに今の自分の心境にシンクロしていると旅の途中で実感していることが多くありました。そして、残りの人生をドラマチックに駆け抜けたいなあ～と旅の道中、思いふけっておりました。

旅といえば、今年も様々な土地に行かせていただきました。自分にとって、旅は自己投資です。見聞を広め、経験値を高めることの手段だとも思っています。旅に出て、また移動することにより、いろいろな土地でその風土や文化を目にし、新しい体験をする。そして、そこから様々な情報と気づきを得て学ぶことで、新しい発想が生まれます。体験も経験もないのに、机の前で考えすぎても、新しい発想は得られません。多くの体験を通して、知識・生きた情報を増やし、頭をフル回転させることが良いアイディア・発想・成果を産み出す源と思っています。「移動距離と発想の豊かさは比例する」は持論ですが、事実だと思っています。

自分の価値観・自尊心、物事に対する姿勢、自信や余裕、内に秘めるエネルギー、リ－ダ－シップ、決断力や不動心といった自分軸の中心をなすものは、経験・体験から得られるものです。50代半ばといえど、まだまだ学ぶことが多い伸び盛り、育ち盛りだと自分では根拠もなく思い込んでいるので、奥深い人生の扉をもう一つ開けて、より楽しむためにこれからも私は、好奇心旺盛な旅人でいようと思っています。そして、この先の人生でできる白梅幼稚園への恩返しと更なる繁栄・発展を考え続けていきたいと思います。

来年も白梅幼稚園は、幼児教育の可能性を広げるためにドラマチックに駆け抜けます!

引き続きよろしくお願いいたします。