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白梅メソッド研究所

幼稚園の役割

幼稚園のお客様って、誰でしょう?

幼児? 園児?

私的見解ですが、私は『幼稚園にとってのお客様は、保護者』だと思います。

反感を持つ方もいるかもしれませんが、あえてこういう言い方をすると・・・

園児は、無限の可能性を秘めた『素材=素財』ということ。

園児が入園するということは、『保護者から無限の可能性を秘めた素財を預かる』ということ。そして、園生活の中で、その素財を成長させて、素晴らしい人間に育て上げて、卒園とともに保護者の元にお納めする。そういう考え方です。だからお客様は保護者ということなんです。「保護者がお客様です」と考えれば、園児たちを「保護者が望む人間(姿・心身の成長)」に成長させることが幼稚園の役割になるわけなんです。

私はじめ人は、放っておけば、楽な方へ楽な方へと行きたがります。保護者の皆様だって、「子どもの好きなようにダラダラと幼稚園で過ごしてほしい」とは思っていません。彼らが大人になり、社会に出たときに本当に役に立てる人間にしてあげることこそが、彼らにとっての「幸せ」であり、それこそが本来の『お客様である保護者』が望むことだと思うのです。私たちは、その幼稚園の役割に基づいて、一人ひとりの子ども達と関わることが今一度大切だと思うこのごろです。

 学童クラブサマ-ツア-青葉城址探索より

  髙橋順子園長先生と水戸市内にて

writer    髙 橋  潤

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