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白梅メソッド研究所

「思い込み」は、不可能を可能にする

出来るという思い込み=根拠のない自信。

20世紀後半、陸上競技の世界では、人類は100mを10秒をきって走ることは不可能といわれていました。でも、カ-ルルイス選手が10秒の壁を破り、9秒台で記録を出したのです。それからは、その後現在に至るまで複数の陸上競技選手が9秒台のタイムを記録しています。何故か?

それは、カ-ルルイス選手の9秒台の記録によって、多くの選手が9秒台で走ることは『不可能』ではなくて『可能』=『自分でもできる』という思い込みが実現させたものだと思います。つまり、『不可能』と思い込んで走るか、『可能=できる』と思い込んで走るか、『思い込み』の違いによって、結果が変わるということ。自己効力感を高める。自分を認めるセルフイメージ、自分を信じることが何でもできるというモチベ-ションに繋がる。目標に対するエネルギーの源は、自分はできるという『思い込み』なのだと思います。小さな挑戦を日々続けている子ども達に教え伝えたいことです。

そんな中、当園の年少組りす組の子ども達が当園史上初の「給食全員完食10回!」を達成しました。年少児は食に興味がありつつも食べたことのある食材・料理が少ないため、どうしても食わず嫌いや先入観での好き嫌いがあるものですが、担任のM先生の根気のある前向きなプラス言葉による導きが子ども達の心の中に「良い思い込み」をつくり、全員完食に繋がったのだと思います。年長児も年中児もこれまで達成したことのない快挙に教職員一同びっくりしましたが、これも「思い込み」が不可能を可能にした一例だと思います。クラス全員のモチベ-ションを高め、目標を達成する。教育の原点ですね。りす組さん頑張りましたね。おめでとう。

園全体もやる気に満ちています。いよいよ週末は、大運動会。園児たちのたくさんの成長した姿が見られることでしょう。

                 りす組 給食全員完食 V10

  年長児へ運動会に向けてエ-ルを送る

writer     高 橋  潤

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