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白梅メソッド研究所

Everything’s all up to me 全ては自分次第

先日、仙台育英学園高等学校野球部 須江 航 監督の講演をお聞きする機会がありました。令和4年の夏の全国高校野球選手権大会で、同高校を優勝に導いた、そして東北に初めて優勝の栄冠をもたらしてくれた須江監督です。お話を拝聴し、沢山の元気・勇気を頂きました。ご自身は、名プレ-ヤ-ではなく、いつも控えのメンバー、記録係だったと自己紹介されていましたが、監督を引き受けた以上「挑戦と行動する姿を生徒に見せたい」と有言実行されてきました。その足跡については、有名ですが、2018年の甲子園での敗戦インタビューでは「1000日で日本一になる」。2019年の敗戦インタビューでは「近い将来、面白い野球で日本一をとる」。2020年のインタビューでは「僕らは強くなる。失敗から学んでいる」と公言され、2022年に全国優勝を勝ち取りました。

 講演では、「日本一の実力を身に付けるための若者を動かすマネジメント」という演題の下、大切な指導者としての信念をご教授頂きましたが、特に心の琴線に触れた言葉は、『努力を褒めると挑戦しやすくなる』『子どもにがっかりした顔を見せると、臆病で挑戦しなくなる』『親が心配するほど子どもは自信を失ってしまう』『人として、大切なのは挑戦と挫折との向き合い方』『人生は敗者復活戦・・・失敗から学べ』という言葉です。どれも職業柄心の底から納得する言葉でした。

 私自身も自分の言葉掛けや振る舞いがこれでよかったのかこれまで数えきれないほど悩んだことがありますし、今でも日々そうです。自分自身を俯瞰的に見ることの大切さ、相手の求めるものを知り、それに応えられる自分磨き、相手と一緒に光り輝いていく心構え・・・課題と前向きな気持ちを沢山いただきました。この貴重な機会に感謝します。巡り合わせてくれた設楽社長ありがとうございました。

 須江 航 監督とのひととき

白水学園 白水 剛 理事長先生と再会

writer   高 橋  潤

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