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白梅メソッド研究所

五風十雨

先日の3月15日(金)に令和5年度の修了式を終えることができました。その前日の3月14日(木)には、無事に卒園式も挙行できました。卒園式での子ども達の凛とした立派な姿に感動するとともに胸を締め付けられるようなさみしさも感じておりました。振り返れば、卒園する園児たちの園生活の大半がコロナ禍でした。我慢や制限を強いられることが多く、子育てをするにも親は戸惑いや試練が多々あった思います。幼稚園としても教育の灯は消さないようにという意気込みを持ちつつも変えざるを得ないことと変えてはならないことを悩み続けた日々でした。今、制限のない生活をできていることがとてもありがたく、そのことに感謝の気持ちが込み上がってきます。

そのコロナ禍の最中に「五風十雨」という言葉を知りました。これは、植物が健全に育つための最適な環境を表す言葉です。文字通り、五日に1回風が吹き、十日に1回雨が降るということですが、最初聞いた時は十日に1回雨というのは水が必要なので、すぐに理解できましたが、五日に1回風が吹くというのはどのような意味があるのか分かりませんでした。そこで、詳しい方に尋ねてみると、芽吹いたばかりの植物の芽は、風が吹く度にその根っこが強く太く深くなっていくというのです。これは、人の生育・成長にも通ずるものだと思いました。

風は、植物にとっていわば困難や試練となります。ただ、その困難・試練があるからこそ強く育っていく。人も幼少期に出会った困難・試練によって、忍耐力や挑戦する心、または仲間と協力して、知恵を出すことができるようになるのであれば、その後の人生にプラスになるはずです。

今年の卒園児たちの保護者の皆さんへの謝辞で、この『五風十雨』の意味を贈る言葉としてお話させていただきました。この先の小学校生活で、もしこの風のような試練があったとしても、「五日に1回風が吹く、それは人を強くさせるものだよ」と笑顔で、我が子の背中を押してあげられる親でいてほしい。卒園児たちは、必ず前進していく子たちだから。

この先の栄えある小学校生活を応援しています。ガンバレ 白梅キッズ!

卒園児たち 立派な姿に感無量

20年前の卒園児 Hちゃんより 就職報告

2024.3.22

Writer 高 橋  潤

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