9月に入りました。9月は、9月20日(土)に行われる大運動会がメイン行事となります。園全体が運動会に向けて、気持ちを一つにして、練習に没頭できる月でもあります。大好きなお父さんお母さんにカッコイイ姿を見てもらうため、子ども達の向上心が頑張る姿、輝く姿として、たくさん見れる月です。
白梅幼稚園の運動会には、子ども達のその気、やる気、本気を引き出すための教育的アプローチがあります。
一つは、テ-マの設定です。運動会では、毎年子ども達の集中力を高めるための「テ-マ」を設定します。今年のテーマは、『できる!やれる!大丈夫!しらうめパワ-で、未来は明るい』です。白梅幼稚園の子ども達には、どんな時代・環境にあってもいつも笑顔を忘れず、自信を持って、未来に向かって「できる!やれる!大丈夫!」を合言葉に一歩一歩進んでほしい、という願いを込めて、設定されたテーマです。このテ-マの合言葉「できる!やれる!大丈夫!」を運動会の練習の合間に子ども達は、言葉にして、確認しあいます。人の言葉には、不思議な力があって、例えば「楽しいなあ」と言っている人には、また楽しくなるようなことが起きる。一方、「面白くない」みたいなことばかり言うと、面白くない人生に向かっていくものです。言葉通りの現実を引き寄せてしまうものです。ですから、「できる!やれる!大丈夫!」と言葉を発することは、子ども達の力を最大限に発揮させ、できる自信につながるのです。
そして、もう一つは、競技やおゆうぎ等のプログラム構成と内容です。運動会のプログラム内容は、学年別にちょっとだけ難しいもので構成しています。人って、いまの自分がほんの少し無理をするだけなら、やる気になるんです。ちょっと頑張ればうまくいくし、自分のレベル以上のことができたらうれしい。次はもうちょっとレベルアップしてみようかって、そういう気になるものです。難しすぎると歯が立たなくて面白くないし、すぐにあきらめの気持ちになるものです。かといって、簡単すぎるのもつまらない。いちばん燃えるのは「ちょっとだけ難しいこと」で、その挑戦が楽しいから、どんどん意欲的に行動して、結果的に大きな成果にたどり着くのです。
この二つの教育的アプローチが子ども達のひたむきに頑張る姿を引き出し、大運動会を感動と笑顔があふれる一大行事に昇華させます。もちろん、前提として、お父さんお母さんの応援や見守りがあってこそですので、ご家族の励ましの声がけやフォロ-もたくさんお願いしますね。
子ども達も、教師も、保護者も全力で運動会に向かいます。
皆さん盛大な応援をよろしくお願いいたします。
青空の下、運動会練習スタ-ト!年長組マ-チングから
練習初回で動きも音も揃い始めたマ-チング スゴイ!
練習後、アドバイスを真剣に聞く年長児たち
できる!やれる!大丈夫!
白梅幼稚園 インスタ用CM動画が完成しました!
2025.9.3
writer 高 橋 潤