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白梅メソッド研究所

ジョン・F・ケネディの言葉に想う

今、時代は加速度的に変化しています。「タイパ」「コスパ」という言葉がよく聞かれます。この言葉が象徴するようにデジタルで安価なものや短期的な満足・安心・快楽に誘導されているような世の中とも言えます。その一方でアナログ的な物の価値が見直されたり、高付加価値認定されたりすることもあります。かつてのフィルムカメラが一部マニアに流行しているように・・・。

仕事・職種でいうと私たちのような幼稚園の先生という仕事は、人が介在して品質が維持・向上できるといういわば「エッセンシャル・ワ-カ-」です。分類でいうとアナログ的な仕事なのです。人が関わることで、子ども達の心身の成長・育成を支援する仕事ですから、いくらAI化といってもロボット保育士には任せられない仕事なのです。人間と人間の接点でしか為し得ない幼児の教育という仕事です。関わり合いの中で、子ども達と達成感や感動を共有していく仕事です。そして、人としての礎を築く、大切な尊い仕事です。この幼稚園というはじめて出会う学校では、仲間と集団生活をともにしながら多くのことを経験していきます。幼少期にしかできない小さな経験を重ねることは、子ども達の可能性の花を咲かせる大切な財産となります。それは、先生という人が介在して、はじめて成り立つものだと思っています。

一方、今の世の中の現状を嘆き、無気力になっている若者や大人達が多くなってきていることも事実です。そして、ニ-トや引きこもりの人たちが毎年激増しています。人生に対して、諦めて過ごしている現状が報道やデ-タから理解できます。でも、これから親として子育てという大事業を成し遂げる皆さんには、どんなときも希望を持って、明るい未来を信じて、日々を過ごしてほしいと思います。諦めないでください。

私は、最近よくアメリカの元大統領ジョンFケネディ氏の大統領就任の際の言葉を思い出します。

「国が諸君のために何を為すのか問い給うな、   

        諸君らが国のために何を為すのか問い給え」

世の中には、2つの種類の人間がいるといわれます。

「誰かが何かをやってくれるのを待つ人」

「自分が何をして、変われるか行動する人」

大切なことは、周りが自分に何をしてくれるかではなく、自分が周りに対して何ができるかです。

大人の私たちが、将来の日本の宝となるべき人財(子ども達)の育成という大事業に胸を張って、応えられるように自分が何ができるのか見つめ直すときです。出来ることは、必ずあるのです。それが、世の中での自分の役割なのかもしれません。何かひとつでも役に立つことです。そして、未来は明るいものだよと、子ども達と希望を語ってみてください。「できないことなんて、ない」って、私たち大人から背中を押して。

今週末10月4日(土)に白梅幼稚園入園説明会「THE GUIDANCE ver.2026」を開催します。今述べてきた内容に続き、これからなぜ幼児教育が必要なのか、そして白梅幼稚園の『人としての礎を築く教育』がどのような子ども達の育ちを実現するのか、詳しくお話しさせていただきます。ともにお子様の栄えある未来に想いを馳せることができる最良の一日になればと準備しています。当日は、どうぞよろしくお願いいたします。

なぜ幼児教育が必要なのか 入園説明会でお話します 

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writer 高 橋  潤

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