人生には、人それぞれにいろんなチャレンジがあります。大人でいえば、筋トレで理想の体型を目指そうとか、英語のヒアリング力を向上させようとか、営業マンであれば、契約数をもっとアップさせようとか・・・いろいろあります。
こういったチャレンジを成功させるための第一ポイントは何でしょうか。私が思うには、それは「継続力」、続ける力だと思います。
何かを始めるとき、挑戦するとき、最初からうまくいけばそれに越したことはありませんが、潜在意識や習慣というものは、一朝一夕に変化するものではありません。そして、日に日に目に見えて、右肩上がりで成長の曲線が上がっていくわけではないのが特徴です。
それは、子ども達のチャレンジでもいえます。例えば、逆上がりに挑戦するとしましょう。最初は、どのように体を上げるのか、腕の使い方はどうするのか、足の踏ん張りやあげ方はどうするのか全く分からず、見よう見まねでやってみますが、できません。当然面白くありません。投げ出したくなってきます。でも、それでもできると思い込んで、毎日練習しているとある日「あれ?」と思う瞬間がやってきます。突然、できちゃったというふうになるのです。
人間の成長曲線には不思議なル-ルがあります。右肩上がりではなく、ずっと横ばいの並行状態の期間を経て、ある日、急カ-ブを描きながら垂直にぐんと上がるのです。この瞬間、ポイントを「ブレイクポイント」といいます。このブレイクポイントが来ると、ここからは面白いようにありえないことが起こり始めます。意識の中に占めていた言葉「できないかも」が「できる!」に切り替わった瞬間なのです。このブレイクポイントが来るまで我慢できるかどうか、そこがうまくいくかどうかの「継続力」という第一ポイントなのです。うまくいくときは、何の力みも無理することもなく、すべてのパズルのピ-スが組み合っていくように、うまくいきはじめます。はじめはあんなに苦戦していたのに嘘のようにうまくいくのです。そのときこそが、「ブレイクポイント」、つまり機が熟した合図なのです。つまり、成長が目に見えて垂直に急カ-ブのような上昇をしていくのです。まるで飛行機が離陸するかのように。
白梅幼稚園の園児たちは、今まさに2月の発表会=キッズフェスティバルに向けて、練習に勤しんでいます。一人ひとりが練習プロセスで、継続力の大切さとこの不思議な成長曲線の急カ-ブ体験を幼いながら経験するのです。それが、自信となり、次へのチャレンジ心に繋がっていくのです。引き続き、2か月後の発表会に向けて、力を注ぐ子ども達への応援をお願いいたします。


継続は力なり できた喜びは自信へと

体育は、心を育てる手段 諦めないで挑戦する心

【旅は自己投資】鳥海山(秋田県)の麓にて このあと雪が・・・

推定年齢や性別等が表示される 未来の鏡
まさかの41歳! 発売されたら買おうかな~
2025.11.25
writer 高 橋 潤
